2008年6月アーカイブ

 鹿児島大学と鹿児島経済連、JA姶良 エイビーエスとの産学連携共同研究は、産地のゴーヤーの連作障害を克服し、増収を図るというテーマで弊社のサンビオティック農業の技術を柱に実施されました。

 結論として連作障害の中でも困っている、ネコブセンチュウ害に対して、ネコブセンチュウはいてもいい、いても増収が図れるという結果がでています。その結果を受けて鹿児島県内の農協では、ゴーヤーの連作障害回避と品質向上の目的ですでに普及が始まっています。

 サンビオティック農業でのゴーヤーの連作障害回避の方法として、基本的に定植時の処理がとても大事なことですが、その他に栽培途中で連作障害(土壌病害やセンチュウ害)で地上部が枯死にいたる状況でも、サンビオティック農業の潅注器を用いたサンビオティック農業潅注技術で回避することができるのです。潅注は潅注器があればベストですが動力噴霧器の先端のノズルをはずした状態で代用ができます。

 ネコブセンチュウはいてもいい。いても収穫ができる。この事実は農業現場でとても重大なテーマです。サンビオティック農業ではこの事実が確認され始めているのです。
 もちろん、農業の現場は一筋縄ではいかない複雑な要因がからみますので、いつでもどこでも100%とはいいきれませんが、弊社はこのサプライジングな事実を突き詰めていきたいと考えています。

 

 ここで驚きの現象をご紹介しましょう!今回、鹿児島県内の農協管内でハウスゴーヤーの新芽が吹かないとのことで、経済連、農協、普及所と合同で回復試験を実施しました。

ネグサレで枯れるゴーヤー


 

 

 

 

 

 

 

原因不明のネグサレ

 

 

 

 

 

 

 

 ひどい状況ですね。上の写真は、3月中旬定植のハウス栽培のゴーヤーで、異変が出たのが5月の初旬。新葉の展開がとまり萎れ症状が出てきたのです。
 まずは、ネコブセンチュウ害が疑われるのですが、普及所との現地調査で根を調べてみると土壌病害に由来しての根ぐされ症状も疑われました。まずは、応急処置として、微生物資材の菌力アップの潅注を、5月20日より3日置きに4回施用してもらうことにしました。

 

 すると、なんと10日後の5月末には新たな発根がみられ地上部も新葉が展開してきました!(この出来事は前回のブログ記事でも紹介させていただきましたね)

新葉のみごとなゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

潅注した穴に発根1


 

 

 

 

 

 

 

 その後の普及所の調査でセンチュウ密度を測定した処、ベルマン法でプレパラートのマスにセンチュウ抽出液を垂らしたら、肉眼でも白く見えるほどのセンチュウ密度で測定不能とのことでした。

要するに数え切れないくらいのネコブセンチュウがいたということです。この様なセンチュウ密度のなかでも、新根を発生させ新葉を展開させることができたのです!これは通常考えられないことです。

 

次のステップとして果実を収穫するまでに回復させなければなりません。早速、6月2日に畝肩に、鈴成を施用してもらい菌力アップ糖力アップを潅注器で3日置きに4回潅注していただきました。

 

その後、6月23日に圃場の状況を確認にいってみました。すると、大振りの果実が鈴成りになっているではありませんか!果実があまりになっているので、着果負担からしおれ気味になっている株もありますが、全体に大変旺盛な生育です。これだけのセンチュウ密度でも収穫ができるほどに回復したのです。サンビオティック農業資材で対策を始めて30日後の出来事です。「センチュウはいてもいい。いても収穫ができる。」というサンビオティック農業のひとつのテーマが現場の圃場で効果を示した事例です。

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一方、下の写真は対象区として残しておいた、サンビオティック資材を施用してない場所です。萎れが進行して立ち枯れ症状を呈し収穫ができません。今回は試験とはいえ心が痛む風景です。

DSCF1700

 

以上、見ていただきましたように、生育途中でのセンチュウ被害からの回復の対策がとれるのがサンビオティック農業の大きな特色です。センチュウを殺すのではありません。それは農薬メーカーの領域です。サンビオティック農業は作物に働きかけるのです。旺盛な作物の持っている回復力なかんずく発根を資材の持っている総合力で発輝させることだと考えています。

Fさん、ありがとうございます!五島で農業を元気にがんばっていらっしゃるFさんから写真のお便りが届きましたので、 皆さんにもご紹介しますね。

 Fさんは、五島でサンビオティック農業を取り入れて、今年初めてオクラ栽培に取り組んでいます。
 五島ではオクラ栽培は珍しいらしく、地域ではFさんが初めてとか。

Fさん「自ら挑戦しようと決めて始めたものの、 ほとんどが独学ですので不安でいっぱいです。

いや、きっとFさんなら大丈夫です!五島は地理的に、競争力のある農産物の生産が難しいところですよね。そんな中、 意欲的にオクラ栽培に挑戦されるFさんを、サンビオティックはぜひ応援したいと思っています!

サンビオオクラ栽培1

 

 

 

 

 

 

 

葉枯細菌病 雨が増えてくると、病気に悩まされました。葉に茶色い斑点が出る葉枯細菌病です。 原因は、 雨とどこにでもいる細菌。がんばれオクラ!

 

 

 

 サンビオオクラ栽培2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農薬での殺菌と、菌力アップが良かったのか、新しい葉が展開してきましたね!はぁ、よかった!

サンビオオクラ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、これから暑い夏に向かって、大きなかわいい花をつけて、たくさんの美味しいオクラが実ってくれますように。 Fさんも五島の暑い夏に負けないように、収獲がんばってくださいね!

 

(全国のオクラ栽培家のみなさんへ)
五島で初めてオクラ栽培にがんばっているFさんへ、ぜひ栽培のポイントや応援のコメントを送ってあげてください!

山東省のリンゴ栽培地区でのサンビオティック資材の途中経過を調べに農家を訪問しました。概してほこりっぽい中国の町並の中で、山紫水明のリンゴ園が広がる地区でほのぼのとなつかしい風景が展開されて心なごむひと時でした。この地区のりんご園の面積は60万ムー(約4200町歩)で見渡す限りのりんご園です。

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サンビオティック資材試験区(上) 対照区(下)

 

サンビオティック資材区は雪が降る前の昨年秋に有機燐燐(ユウチーリンリン・日本商品の鈴成)を施している。春の新葉の展開状況がよく比較的大きな厚い照りのある状態である。袋をはずしてみるとサンビオティック資材区の果実はきれいなグリーン色を呈し

玉太りの良くなる可能性が大きい。対照区の果実は果実表面にすでにアンソシアニンがでており小玉傾向の果実になることが想定される。6月に有機燐燐と菌力アップの潅注処理をしてもらい収穫前には有機燐燐の上澄み液の葉面散布を行い果実糖度の向上と玉太りを検証する。

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試験農家の方と一緒に。現在までの試験で違いを認められ、「リーベンユウチピリョウハオ」とコメントをいただきました。

今月の追肥と菌力の潅注及び葉面散布を確実に実施し品質のよいリンゴを作りたいと抱負を述べられました。

中国のリンゴ農家は比較的収入も良くリンゴ園経営にも情熱が感じられます。ともあれ、今度の収穫期に状況をまた報告いたします。

 

by なかはら

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中国へのサンビオティック資材の普及が始まっていますが、中国の食糧供給基地ともいえる山東省の機械製造グループ企業の中の肥料部門会社がサンビオティック資材の普及に取り組むことになりました。肥料部門の李総経理(社長)は日本企業に勤務していて実力を買われグループ董事長の張氏に抜擢され肥料部門会社を大きな会社に育てあげた方ですがとても気さくでプレゼンテーションの通訳をしていただきましたが農業の専門用語も質問なしにスラスラと中国語に置き換えていました。

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肥料会社の施設案内。正面は研究棟で微生物研究室を始め土壌分析室等が入っている。

社員食堂の貴賓室で昼食と備付のお酒を御馳走になり午後から青島市市内の本社ビルへ張董事長(会長)への挨拶と肥料部門会社の取組み説明のため李総経理と共に赴く。

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本社ビルでは、張董事長が迎えてくれ、(左側写真の右)弊社資材の概要と取組を李総経理から説明がなされた。中国でも今後安全な野菜、果樹の生産は急務であり農薬、化学肥料の多用から脱却し品質の良い生産物を作り最終的にはその流通まで手掛けることがベストであろうとのコメントがなされました。中国の沿岸部都市の富裕層の間では、味の良い高品質の農産物は高値でも消費されているとのことでした。

 

by なかはら

サンビオティックファーマーでご紹介した福田さんの圃場に行ってきました。 今作は、菌力アップ糖力アップ鈴成をしっかり使ってこれまでに見たこともない生育を実現しました。 (→ミニトマト栽培マニュアルはこちら。 )

 

 もうミニトマトは、そろそろ終わりの時期です。普通なら樹が疲れて、実の成りも随分減ってきます、、、が、 福田さんのミニトマトは違います!6月でもなり続けるミニトマト

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだたくさんの実にトマトがなっています。

普通なら、この時期にこんなになったら、 実が大きくならないんだけどね?。」と福田さん。肥大のよいミニトマト

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ樹に体力がある証拠です。ちゃんと大きくなってくれるそうです。

 今年は、サンビオティック栽培で大いに自信をつけた福田さん。こんなに生育がいいのは初めて!と、 部会の仲間にもこの感動を伝えて、八代では噂が噂を呼んで、サンビオティックに取り組む方がどんどん増えています。来年は、 さらにこの感動を味わう方が増えてくれると思うと、私も嬉しくなってきました。

 感動が、また次の感動を呼ぶ。農業が楽しくなった、そんな声をもっと広げたいですね。

byなかはら

アスパラ栽培に劇的効果!

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アスパラ農家の田口さん

長崎県のアスパラ農家の田口さん。

 今年は、アスパラガスが生育不良で、収量が前年の6割にまで落ち込んでしまいました。天候のせいとはいえ、 生活に直結する厳しい状況です。

 ところが、同じ部会の仲間である相川さんは、前年と同じ収量を維持し、ニコニコと上機嫌。単価も上がっているので、 収入が増えているのです。

 相川さんに聞くと、その秘密はサンビオティック栽培でした。 そこで田口さんも早速サンビオティック資材を取り寄せ、緊急対策でリン酸・カルシウムの有機肥料「鈴成」をまき、 菌力アップ糖力アップの施用を実施しました。

上向きのアスパラ2

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは、菌力アップ+糖力アップを潅水した列のアスパラです。一気に勢いを増し、葉に勢いがあります。 葉先がむくっと上を向いているのが分かります。素晴らしい生育に田口さんも満足。

 そして、もっとビックリしたのは、菌力アップ+糖力アップの潅注区

上向きのアスパラ

 

 

 

 

 

 

 

 見てください!葉全体が上向きに約30度立ち上がっています!
 アスパラは通常、葉が垂れ下がっているのが普通。まだ木が小さいとはいえ、こんなに葉が立ち上がるのは初めて見た! と田口さんも驚きを隠せません。

 根の周りに菌力アップと糖力アップを潅注すると、こんなにも元気になる、という典型例ですね。この調子なら、 今年の夏の収獲は期待できそう、と田口さんも笑顔になりました。

 今年からサンビオティック栽培を始めれば、 来年はもっと期待できます。
アスパラ栽培が楽しい! そんな声をもっともっと広げるために、サンビオティックをさらに普及していきたいと思います。

by なかはら

 以前紹介しました、八代のい草(畳表の原料) の原因不明の生育不良のその後の報告です。
初めての人は、こちらから前回記事をご覧ください。

土壌のフザリウムなどの影響か、原因不明の生育不良に悩まされていた八代のい草農家さん。

イグサの畑

 

 

 

 

 

 

 

 これが、今年の2月の写真です。冬とはいえ、枯れそうな状態です。果たしてこの状態から回復できるのか、これは微生物の「挑戦」でした。しかし、 原因が分からず、フザリウムではないかとの疑いから、 菌力アップを試すことにしたのです。

回復したい草

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、これが5月の様子。なんと、青々と美しい生育です。みごとに回復してくれました!もう今年はだめだ、 とあきらめていた農家さんもビックリしました。

 農家さんが言うには、菌力アップを流して10日後には発根が始まったそうです。 根の状態も無残だっただけに、白い新根が見えたときには、ただただ驚いたそうです。現在は、 他の圃場と変わらないくらいの生育に追いついています。

 今回は、菌力アップを反当20リットル(1ケース)を水口から流しただけ。あとは、微生物の仕事です。やはり菌力アップの発根力はすごいものがありました! フザリウムを殺したり、特定の微生物を殺菌したりするのではなく、菌力アップが土壌微生物全体のバランスを整え、共生し、 活性化するからこそ、植物の生育が良くなります。

 和の香りあふれる畳表に仕上がるまで、まだまだ育て八代のい草!がんばれい草!

by なかはら

菌力アップの潅注で原因不明のネグサレから脅威の回復を果たしました! サンビオティック農業資材がどんどん普及している鹿児島からの報告です。

ネグサレで枯れるゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真をご覧ください。ゴーヤーが見るも無残な状態。最初はネコブセンチュウかと疑いました。農家さんは、もう絶望的、、、 と暗い表情です。

うなだれゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的に、葉がしおれ、うなだれた状態。新葉も上がらず、勢いがありません。花もなく、ハウス全体が枯れていきそうな状態です。

原因不明のネグサレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 普及所の方が根を取り出してみると、ネコブも若干見られるものの、ネグサレであることが分かりました。(赤いマークの部分は、 明らかに腐れています。)原因は不明ですが、フザリウムかピシウムかもしれないとのことでした。

 土作りの失敗ともいえますが、今さら言っても後の祭り。しかし、あきらめるのは早いと、菌力アップでの回復に掛けることにしました。

 根の周りに菌力アップを50倍で潅注する方式での対処です。3日おきの4回潅注をアドバイスしました。

 

 

そして、わずか10日後・・・。(潅注3回実施後)

回復しはじめたゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんと!はやくも新葉が展開し、回復を始めました!!
一番ひどい数本は枯れてしまいましたが、他のゴーヤーは一気に回復し始めました。

新葉のみごとなゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

新葉が上がり、花も付き始めました。全体にいきいきとしていますね!助かった!これでもう大丈夫。

潅注した穴に発根1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回復の原因は、驚異的な発根でした。
こちらは、潅中器を突き刺した穴の様子。菌力アップを注入した直径3cmほどの穴ですが、確実に新根が伸びてきています。

潅注した穴に発根2

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッシュが映ってでやや分かりにくいですが、これも潅注した穴の中。穴に向かって、すごい勢いで根が伸びてきています。こんな根は、 見たことがないと生産者もビックリでした。

わずか10日でこれだけの回復が見られるとは、 私たちもビックリでした。菌力アップのパワーを実感した例でした。

ゴーヤー生産者

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらが生産者。全滅するところをなんとか乗り越え、ホッと笑顔を見せていました。

 最後に、身に余るほどのお礼を言われ、私もすこしジーンと来てしまいました。

 よかったですね。これからも美味しいゴーヤーを元気に作ってもらいたいと思います。

by なかはら

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