2011年10月アーカイブ

ごぼうの菌核病

九州のごぼうの産地である宮崎県や鹿児島県で、問題となっているのが菌核病です。

菌核病いくつかの防除農薬もあります。しかし毎年毎年、ごぼうを連作するため、どうしても病原菌が増えてしまうんですね。

菌核病は、土壌中に生存し菌核を作り、胞子をまき散らして一帯のごぼうをだめにしてしまうのですから、本当に厄介です。農薬も耐性がついて効かず、もはや対処のしようがないところまできています。

産地崩壊の危機といっても過言ではない、本当に困った病気です。

菌核病対策の試験

そこで、菌力アップでの菌核病対策を実施することとしました。

まず、堆肥や肥料と一緒に菌力アップを散布し、土壌混和します。菌力アップは、10リットル/10a程度です。

そして、定植後に菌力アップ100倍液を1-2回の潅水。
また11月上旬に再度1-2回潅水を行います。

さて、、、結果はどうでしょう?

菌核病対策試験 みごとな生育!

こちらが、一般栽培(対象区)です。まだ菌核病はありませんが、欠株も見られ、発根が悪いようです。全体的に元気がないようですね。

ごぼう菌核病対策(対象区)

そして、こちらが菌力アップを使用した試験区です。
同じ日に定植したとなりの畑です。肥料もおなじで、菌力アップだけの違いです。

ごぼう菌核病(試験区)

すごい生育の差だと思いませんか!?写真では分かりにくいかもしれませんが、実際は本当にすごい差です。欠株もなく、みごとな生育で、農家の方がびっくりしていました。

これから12月くらまで試験を続けると、菌核病の対策についても結果が分るということです。ただ、もうこの時点で結果は明らかですね。発根力の差が、免疫力の差にもなりますから、さらに良い結果報告ができることと思います。

結果が出ましたら、またご報告いたしますね。

by なかはら

玉ねぎの育苗試験をしています。

びっくりしました。あらためて、菌力アップってすごいなあと思いました

OLYMPUS DIGITAL CAMERA         この写真は、玉ねぎを地床で播種し、育苗の比較をしている写真です。

播種は9月15日ですから、約3週間の時点です。

菌力アップ区は、発根が旺盛です。茎周りの太さが、直径1mmほど違います。背丈も2cm以上違いますね。

そして、重要なのは葉の展開数です。菌力アップの方は、すでに3枚目が展開しているんです

たった一回の菌力アップの潅水で、これほど変わるとは!私たちも驚きです。

この試験は、玉ねぎの定植時期をもっと早くできないか、ということで始めた試験です。菌力アップで、1週間定植を早くできれば、玉肥大など、とてもメリットがあるのです。

この調子なら、うまくいけば10日、いや15日早まるかもしれません。

まずはご報告まで。

by いくた

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