2013年2月アーカイブ


先日、アスパラガスの農家さんの畑に行った時のことです。

これから、堆肥をまいて、蒸し込みの作業を始めるそうです。

 

ハウスに入って、びっくりしました。

「なんですか!これはっ!!」

未熟堆肥

 

 

 

 

 

 

 

 

農家さん 「え?堆肥まいてるんだよ。」

 

思わず言葉に詰まってしまいました。

未熟堆肥

農家さん

「いやね、こんなのしかないんだよ・・・

 

 

 

 

 

 

未熟堆肥

 

大量のオガクズが入っています。

団子状になったものまであります。

とても十分な発酵期間があったとは思えません。

 

 

 

未熟堆肥

これからまくものが、まだ山積みです。。。

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、農家さんには、なかなか言えなかったのですが

はっきり言って、「こんな堆肥なら、使わない方がマシです!!

と言いたかった。言ってあげたかったです。

 

多くの農家さんは、植物にとって、腐植物質が非常に重要なことはよく知っていらっしゃいます。

また、良い堆肥がない、良い堆肥じゃない、ということも、よくわかっています。

 

しかし、「何もやらないよりはマシだろう・・・」と思って、こういう堆肥でもやってしまうんですね。

これが失敗の始まりだと、私は思っています。

 

植物にとってとても重要な、腐植物質というもの。

これは、実は、有機物をやっても数日、数か月でできるものではありません。数年いや、数百年の時間を経て、やっとできるものです。

土壌分析で出る、「腐植」とは、単に炭素率から割り出した概算にすぎないのです。いくら未熟堆肥をやっても、本物の腐植物質は増えない、ということをぜひ知ってもらいたいと思います。

 

さて、ではどうするか?

まず、一番にお勧めしておきたいことは、菌力アップを潅水して、未熟堆肥の害が出ないように栽培することです。これは、本当に大事です。病気が出てからでは遅いですからね。

 

そして、来年以降のために。
その堆肥は、1年、2年を費やして、害のない堆肥に変えましょう。

 

この作業、簡単なことです。

菌力アップを散布して混和し、雨が当たらないようにビニールシートをかけて、数年放置するのです。

自然と、微生物や小さな生きものたちが寄ってきて、未分解の有機物を徐々に分解してくれます。

 

こんな堆肥しか手に入らない方、今年は来年、再来年の分もとって、
1年かけて腐熟させてみませんか?

きっと、それだけで、畑の土がすこし変わってくると思いますよ。

 

by いくた

あくまで、これはうまくいった例です。

しかし、生産者の方はびっくり。

「日に日に良くなるんやけど!信じられん!」

 

 

佐賀県でミニトマトを栽培しているKさんは、今年は定植後からネコブセンチュウの被害に悩んでいました。

昨年も少し出たそうなのですが、大丈夫と思って土壌消毒をしなかったそうです。

 

農協や県の指導員の方に相談しましたが、なかなかいい方法がありませんでした。

 

そう、ネコブセンチュウの大きな問題の一つは、これです。
出てしまってからは、対処のしようがない。。。

 

そこで、これまでいろいろな難問奇問に応えてきたサンビオティックにお声がかかりました。(笑)


わずかな望みを残して、サンビオティックに賭けてみよう!ということになったわけですね。

ネコブセンチュウミニトマト1

初めて圃場をお伺いした時は、1月21日。

センチュウは、冬期は休眠期に入るため、活動が鈍ります。

それでも、下葉は枯れ上がり、ミニトマトは肥大せず、新芽も元気がなく生育が止まったような状態でした。

 

 

これがその写真。ネコブセンチュウミニトマト2

「冬場でこれじゃ、むずかしいかも。。。」

内心、ちょっと不安になりました。

新芽は元気がなく、ややしおれたような感じです。

「1か月前と全然変わらない」、というから、生長が止まっているんですね。

冬期にもかかわらず、これだけ悪いのは、相当のセンチュウが根の中で暴れているのだと想像できます。

 

ネコブセンチュウミニトマト3

 

当然ですが、果実も肥大が悪いようです。

 

 

 

 

 

 

しかしやるならこの寒いうちがチャンスです。

「まだ諦めないでやってみましょう。やってみないと分りませんよ!」と
菌力アップ糖力アップでの回復への挑戦を提案しました。

Kさんには、3日おきに菌力アップ糖力アップの潅水をお勧めしました。

 

するとKさん、3日間連続して、菌力アップ5リットル、糖力アップ5kg、を潅水していました。

「なんでそんなにどんどん流したんですか?」

「だってさ、これ流したら、日に日に、毎日元気になるんだよ!

ネコブセンチュウ回復1

 

こちらが、その3日後の写真です。

上段から一気に芽が吹いてきました。

 

 

 

 

 

ネコブセンチュウ回復2

 

見てください!

ネコブセンチュウなんて、なかったかのような勢いです

 

 

 

 

ネコブセンチュウ回復2

葉にもツヤがでてきました。

新芽に力が出てきました。

 

 

 

 

ネコブセンチュウ回復3

 

 

 

 

 

 

 

 

サンビオティック栽培の試験現場では、思わず「すごい!」と驚くことが良くあります。

 

ネコブセンチュウの場合は、だいたい1週間から2週間で回復の兆候がみられることが多いです。

しかし、今回はわずか3日!

農家さんも、農協や普及所のかたもびっくりでした。

そして、私もびっくり!

 

農家さんもよろこんで、ほんとに嬉しい限りです。


「菌力アップ、ありがとう。」

今回は、ますます微生物に対しての感謝が念が強くなりました。

 

さて、これだけ樹勢が回復してきたら、あとはこれを維持すればOKです。
実際、冬期はネコブセンチュウのほとんどは寝ていますから、これからしっかりと良い微生物を維持し、春先になってコブセンチュウが暴れない土作りをしておかなければなりません。

 

気を抜かず、手を抜かず、これから定期的に菌力アップ、糖力アップを潅水し続けて頂きます。

サンビオティック技術、これからが腕の見せ所です。
まだまだ、農家さんを喜ばせて見せますよ!

 

ネコブセンチュウでお困りの農家さん、
考えるよりお試しください。

きっとお役にたちますよ。

 

by いくた

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