「あら!かわいそう!!
これはひどいですね!」
長崎県でキュウリ(胡瓜)を栽培されていらっしゃるMさん。
今年は、ハウスの端っこから、ネコブセンチュウがでてしまいました。
ネコブセンチュウの被害は、意外とわかりやすいかもしれません。早朝には元気なんですが、日が昇るとすぐにしおれてしまいます。発根障害により、根が水を吸いきれないんですね。
困ったことに被害は、みるみるうちに広がってしまい、Mさんはいろいろ検討した結果、菌力アップしかないと、試してみることにしました。
数ある農業資材の中でも、ネコブセンチュウが出てからも対処できる資材は、ほとんどありません。
Mさんが、農協の指導員さんのお勧めで、菌力アップに最後の期待をかけたのも、無理もないかもしれないですね。
その後、キュウリはネコブセンチュウの被害から、みごと回復!
先ほど、「そのまま枯れることなく、最後までしっかり採れたよ!」と嬉しいご連絡がありました。
半分あきらめていたキュウリが、しっかり収穫できてMさんも大喜びです。
ウリ科のネコブセンチュウは、猛威をふるうと全滅する恐れもある怖い土壌病害です。
本当によかったですね!これからも、たくさんのキュウリがとれるよう、応援していきますね。
by いくた