2015年3月アーカイブ

 

イチゴ栽培で近年増えてきた高設ベンチ方式。

サンビオティック農業に取り組まれる農家さんの中にも、結構いらっしゃるなぁ、という印象があります。やはり、イチゴ栽培での一番の苦労は腰が痛いことでしょうか。

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その点、この高設方式では、管理も収穫もとても楽です。

それに、この福岡式と言われるこのベンチでは、日照時間も確保できるうえ、植栽本数も多く、とてもメリットの大きい栽培方式です。

 

 

 

しかし、高設栽培で多い悩みの一つが、土作りがやりにくく、天候に左右されやすい。。。ということではないでしょうか。

 

通常の土耕栽培では、土作りをしっかり行うことも可能ですし、根域が広い分一株当たりの収量も、また品質もしっかりとしたものをとることが可能です。

 

しかし、ベンチの場合は根域は限られており、管理は液肥中心となりますので、日照不足時には樹勢低下や着色不良、味の低下を招くことも多々ありますね。

品質、収量が安定しないのが悩み、という方も多いようです。

 

先日、長崎県で福岡式の高設栽培に取り組んでおられる、Mさんの圃場をおたずねしました。

Mさんは、これまで高設栽培のメリットをなかなか生かしきれず、悩んでいました。たくさんの資材ややり方を試し、試行錯誤の連続でした。

そこで、すこしでも良くなればと、知人の紹介で今年からサンビオティックに取り組んでみることにしました。

元肥に発酵リン酸有機肥料の鈴成を5袋/10a混和し、菌力アップ3リットル/10aを毎週潅水しています。

コーソゴールドを随時使用しています。

 

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さっそくおじゃましてみると、

ハウスに入るなり、まさに圧巻!!

 

ところ狭しと植えられた苗のボリューム感がすごい!

 

「うわー、これはすごいですね!」

 

ちょっと写真が遠かったですね。

写真をクリックして良くご覧くださいね。

 

葉には光沢があり、切り込みが深く、舟底型の素晴らしい状態です。これは、発根も良く、コーソゴールドが効いてるな、という感じです。

 

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農薬もほとんど使っていないのでしょう。

ミツバチが良く飛び回っていて、果形もよく揃っています。

 

勝手に一粒拝借して食べてみました。。。

「うまっ!!」

味も香りも申し分ありません。

 

初めてのサンビオティックも、使ってみるともう手放せなくなります。なぜか調子がいいんですね。これまで試行錯誤してきた技術と、サンビオティックがあいまって、今年は過去最高の状態とのこと。

 

なにしろ、これだけの密植栽培でも、しっかりと発根をさせ、アミノ酸やリン酸を吸収させていることが成功の秘訣です。

 

土は少なくても、根作りは出来るんですね。

 

これが、微生物の力です。

 

高設栽培では、培地の種類によって微生物の定着性が変わります。ロックウールなどの無機質なものより、樹皮バークや培土の方が菌力アップとの相性は良いようです。

また、土も有機物も少ない環境の場合は、純正木酢液を併用するなどして、微生物の活性を意識した方が良いですね。

 

高設栽培に取り組まれている皆さんは、ぜひ参考になさってくださいね。

 

佐賀県といえば、言わずと知れた玉葱の大産地ですね。

この地域で、近年問題になっているのは、べと病などの連作障害です。今年も、多くの畑ですでにべと病や葉先枯れなどの病害が発生しています。

 

今年は去年よりひどかかもしれんよ!

そんな噂を聞いて、不安になりました。

 

サンビオティックに取り組んでいらっしゃるある方は、大丈夫やろうか。。。

居てもたってもおられず、とりあえず畑に行って見ることにしました。

 

こちらがそのサンビオティックに取り組んでおられる畑です。

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ひと目見て、安心。

うん、満足です。

葉色も良く、徒長もしておりません。

 

葉は先まで生き生きとしていて、ツヤがあります。

 

 

これから暖かくなるにつれて、ますます光合成をしてくれそうな勢いをしています。

まず、今の段階では順調とみていいでしょう。

 

ちょうど園主がいらっしゃいました。

「順調のごたる(よう)ですね!」

「そうやね、菌力アップが効いちょるごたる。」と満足そうな笑みを浮かべています

 

「でも、べと病がはやっとる見たいですね。まだ気を抜かんで下さいよ」

 

そういうと、園主はちらりととなりの圃場に目をやりました。

「この辺でもひどかばい。ほら。」

 

そう言われたので、ふと目を横にやると。。。。。こ、これは。。。

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となりの畑はまるで別世界のような光景です。どうやら、べと病などの複合的な生育不良が入っているようです。

同じ立地条件なのに、ここまで違うとは。。。

 

これには、私も目を疑いました。

植物というのは不思議なものです。

植物が生き生きと生育する環境と、病気にいとも簡単にやられてしまう環境とは、本当にわずかな違いから生まれるものかもしれません。

 

土作りについて、微生物について、知っているか、知っていないかということが、これだけの大きな違いを生むんですね。もはや日照条件や、土質を言い訳には出来なんですね。

 

微生物が増える環境を作り、良い微生物を入れてやる。病気に強いワックス層や繊維の発達した生育を進めてやる。こんな単純なことが、これほどの違うを生むのですね。

 

また一つ、勉強になった一日でした。

しかし、まだまだ気を抜かないで、がんばってくださいね!

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お客さまからのお問い合わせ。
これからの玉葱やにんにくのお世話は?

 

>何時もお世話になります、にんにくと晩生玉ねぎですが、
>本日最後の施肥を行いました。これから先肥大期にかけての
>管理ですが菌力アップ、糖力アップ、コーソゴールドの
>使用方法をお知らせください。作物は共に生育順調です。

 

順調のようで良かったです。
これからの管理について、ご提案いたします。
6月収穫のものとして記載いたします。

 

3?4月
糖力アップ 500倍希釈
コーソゴールド 800倍希釈 混和して潅水または葉面散布 2?4回程度
(外葉の葉色が薄いようであれば、本格にがりをプラス)

 

5月
コーソゴールド 500倍希釈
または 純正木酢液 800倍希釈 葉面散布 1?2回

 

考え方としては、生育肥大期にかけて糖力アップにより アミノ酸態チッソと微量要素を供給します。

 

収穫1カ月前から、コーソゴールドや純正木酢液などで 玉肥大を進めつつ、チッソの消化を進め、締りの良い品質の高いものに仕上げていくと言うことです。

 

いずれも、農薬との混合も可能です。
ご参考になれば幸いです。

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あ、ちなみにこの方は生育順調なのでこれでいいのですが、いま流行りのべと病などの病気が出ている方には、糖力アップは使えません。菌力アップと純正木酢液を潅水して、発根と葉面強化に努めましょう!

 

お客さまからのメールを良く頂戴いたしますが、今回はその中でも面白い写真をご紹介します。

 

まずは、こちらの2枚の写真をご覧ください。

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ひと手間あり!

 

 

 

 

 

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ひと手間なし!

 

 

 

 

 

一目瞭然の差ですが、この差はいったい何なのか分りますでしょうか?

種まきの時期が違う?

それとも、肥料が違う?

 

そう考えるのが普通ですよね。。

実のところ、

正解は。。。。

 

なんと、

菌力アップをやったものと、やらなかったもの。

 

たったそれだけの違いなんですね!

 

この方は、農業について、植物生理についてよく勉強していらっしゃる方で、菌力アップを土の満ち欠けに合わせて施用されたそうです。

(おそらく、満月や新月に合わせて施用されたものと思います。)

 

たったそれだけの違いで。。。

 

苗半作と言いますが、チッソ肥料で大きく育てた苗は、その後良く育ちません。

でも、この苗は、菌力アップで育てた苗。根の働きが高まったからこそ、よく生長したわけです。徒長ではないのは明らかですね。

しっかりと根の張った苗は、その後の害虫や病気のリスクは低く、収量性の高いものになります。

 

1本当たりのコストは、1円あるかないか。
でも、これだけの違いが出るんですね。

 

植物が喜ぶ土作り。
やっぱりこれが、農業の基本なんですね。

お客様から下記の感想を頂きました。このような嬉しい電話やお声をFAX、メール等でよく頂きます。とても嬉しいですね!ありがとうございます!

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昨年、7月18日定植(真夏)キュウリの元成りは、まさに鈴成りでビックリしました。葉も小さめで、生殖型生長にいったものと考えられます。
今回は春作に有機百倍とともに使用いたしています。楽しみです。
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ところで、サンビオティックに取り組まれて、1年目や2年目はとても素晴らしい成績を収めた方も、なぜかその後、1年目を越えられない、、、という方が少なくないと感じています。

サンビオティックをやったあの1年目の大増収は、偶然だったのか??

そう思ってしまいますよね。

 

でも、それは違います。決して偶然ではありません。
1年目には成功する要因が土の中にあったのです。
そして次の年には、その成功する要因が減ってしまった。。。

 

本来は、1年目に大増収だったからこそ、より土作りを見直さなければならなかったんですね。大切なことを見過ごしているからこそ、収量が下がってくるんです。

原因があるから、結果があるということです

 

収量が上がっているとき、土の中から確実に減っているものがあります。
たとえば、チッソ、リン酸、カリ、は誰でも当然考えますね。

でも、もっと重要なものがあるんです。

 

それは、「有機物」。
土壌分析では、いわゆる「腐植率」という形で表示されます。

 

有機物が減ると、微生物が減ります。
微生物が減ると、様々な活性物質が減り、肥料の吸収が悪くなり、そして土壌団粒化も壊れてしまいます。

 

収量が上がった時は、有機物の量がかなり減っていると思って間違いありません。必ず、有機物の補給を考えましょう。

当たり前ですが、有機物がなければ、菌力アップの効力は落ちるんです。

有機百倍鈴成は、有機物を多量に含んでいます。


でも、通常の1.5倍や2倍も収量が上がった時には、それだけでは、とても有機物の供給量が足りないんですね。

 

栄養バランスを崩さないように、大量の「有機物」をどれだけ畑に入れるか、これが土作りでは最も大切な点なんですね。

有機物と同様に、土壌分析で確実に確認し、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛、マンガンなどは増収の時ほど意識して供給しなければなりません。

(ちなみに弊社では、土壌分析と施肥のアドバイスも行っています。
分らない方は、ぜひご相談くださいね。)

 

毎年大成功するために、知っている人は知っている、
とっても重要なポイントです。
コストはほとんどかかりません。
皆さんも、ぜひ取り組んでくださいね。

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