2016年11月アーカイブ

今年の夏も暑かったですね。特に近年は残暑厳しく、人間も作物も、まいってしまいそうです。

今回はそんな高温の中、鹿児島県で絶好調のピーマン栽培をされているAさんの事例をご紹介します。

 

勉強会

実はAさんは、今年7月に行った講習会に参加された中のお一人です。

「よし、今年は菌力アップで、良かピーマンば作らんば!」と、やる気に燃えてらっしゃいました。

 

 

 

定植後

9月に入るとAさんから、連絡がありました。    
「よかったら、1回見に来てくれんですか?」

 

早速、畑に伺ったのは9月10日でした。

この写真がその時の様子です。

最初から菌力アップを使っているということです。

ぁ、普通のピーマン畑だな。。。という印象でしたが、続して菌力アップを潅水していただくようにお願いしました。

 

 

 

それから、1ヶ月程たったころでしょうか、Aさんからお電話がありました。

なぁんか良かごたっとですよ!見に来られませんか?」

 

長崎から鹿児島まで片道5時間です。でも、やはり気になります。あれから1カ月ちょっと。さて、どうなっているのでしょう??

 

何とか都合を付けて行ってみると、そこには、すっかり見違えるように生長したピーマンが目に入りました。

「わぁ!いいですね!」

生き生きと活力に満ちたピーマンが育っていて、こちらまで元気になりそうです。
ハウスの中は、なんとも懐かしいような、土のいい香りがします。

活発な放線菌


「あれ、これ何ですか?」
私は畝にある白っぽいものを指さしました。

よく見ると、畑のあちこちに”白いもの”があるのです。。。もしかして・・・?

 

 

 

 

「いやー、菌力アップば潅水しよったところが白くなったとですよ。」

と、Aさん。近づいてみると、土の表面に白い菌がびっしり!まるで石灰をふったかのようです。

 

IMG_2195「ああ、これは放線菌ですね。善玉菌が増えてる証拠ですよ。」

 

確認してみると、Aさんは週に1回、菌力アップ200倍を手潅水して継続してくれていたようです。

そして、そのちょうど手潅水していた場所に、放線菌の菌糸が目に見えるほど真っ白に発生していたのです。

 

ご存知のように放線菌は、「森の土」を作る立役者です。強力に有機物を分解し有用物質を作り、土を団粒化したり、悪い病原菌の繁殖を抑えたり、根の働きを高めたりと、土の中で大活躍する善玉菌なのです。


土作りを大切にする農家さんほど放線菌を増やすため、カニガラをまいたり、キトサンをやったりと、お金と労力をかけてさまざまな努力をしています。

ところが、Aさんの畑では、菌力アップを潅水しただけで、その放線菌がびっしりと増えたんですね。 菌力アップのパワーと繁殖力が良くわかる現象です。

こうやって地表面にも見えるくらいですから、土の中には本当に無数の微生物が繁殖し、植物の生育を支えていることと思います。


「これならもう安心ですね。」と声をかけると、 

「大塚さん、また1週間後に来てもらえんですか?ピーマンのざくざく獲れよるところば、見せたかとですよ。」

Aさんはご機嫌に話してくださいました。 

 

緑のグラデーション

そして、11月1日。あれから10日くらい経ったときに、見に行ってみることにしました。

 

ハウスに入るなり、

いやー、素晴らしかですね!!」と思わず声が出ます。

 

写真をご覧ください。

新芽の勢いが良く、葉っぱもツヤツヤ、テカテカとしています。しっかりと根を張り、光合成が高まっている証拠です。

見るからに健康そうで、キレイな緑のグラデーションにうっとりしました。

 

「今年は高温の影響か分からんですけど、みんな調子の悪かごたるですね。よその畑にいったら、全然なってないですよ。お陰様で、うちは絶好調ですけどね!はははー」

Aさんの笑い声が、とても嬉しく感じました。

 

放線菌の力は偉大です。初めて菌力アップをお使い頂いた畑でも、しっかりと結果を出してくれました。天候不順にも強い作物を育てるため、こういう畑づくり、土づくりをしないといけないという、とても素晴らしいモデル園になりましたね。


つやつやピーマン今年は高温や曇天など天候不良のため、野菜の相場は高く、もちろんピーマンも例外ではありません。


この調子でいけば、部会でもトップば狙えると思いますよ!」と、Aさんは満面の笑顔で話してくれました。農業が楽しいというのは、こういう時ですよね。

 

「Aさん、まだまだ行けますよ。コーソゴールドもやってみてください。」

 

そんな話をしながら、私も笑顔で帰りました。

 

今回のご訪問も、仕事冥利に尽きる、鹿児島3連チャンでした。きつかったけど、喜んでもらえて嬉しいですね。

 

農業は土づくり。さあ、みなさんも、ぜひお試しくださいね。


by おおつか

「よわった、よわった。。。」

 

まさに、文字通りキュウリの生育が弱く、生産者も弱っています。

 

原因は、高温と日照不足。キュウリはとても繊細な植物で、ちょっと日照が足りないと生育が悪く、そして病気などを発症し始めます。

生長不良のキュウリ鹿児島県でキュウリ栽培をしているYさんは、今年のキュウリには弱ったと嘆いていらっしゃいました。

 

夏に植え付けたあと、気温の高い日が続き、待てど暮らせど、キュウリに勢いが出てきません。

今年はほんとに出来が悪い。こんなに樹勢がのらないことはないよ。。。

 

 



元気がないキュウリ

植えてから1カ月程度経ったときの様子。

展開が非常に遅く、葉やヒゲにも勢いがありません。花芽も弱弱しい感じです。

 

 

 

なんとかしなければ。。。

 

 

 


そこで思い出したのが、サンビオティックです。実は、以前に講習会に参加した際に、サンビオティックが実績を上げていることを興味を持って聞いていました。

 

イチかバチか、試してみるか。

そう思ったYさんは、早速キュウリにお勧めという菌力アップと糖力アップを取り寄せました。

菌力アップを5リットル、糖力アップを5リットル、混合して週に2回潅水を続けました。(10aあたり)

 

 

すると、どうでしょう!わずか2週間後には、Yさんもビックリすることが起きました!

葉に光沢が出始めたキュウリご覧ください。

これは、先ほどの写真の日からわずか2週間後(正確には12日後)の様子です。

 

葉に光沢が出て生き生きと輝き、強い新芽やヒゲが出て、まったく別物のように生長を始めたのです。

 

「こやん違うもんですね!(こんなに違うものですね!)」

Yさんも、日に日に樹勢が強くなる姿を見て、驚いています。

 

たしかにキュウリは、繊細な半面、反応も回復も早いですね。

わずか2週間前の姿を思い出すと、同じ圃場とは思えません。

 

あれ(菌力アップと糖力アップ)ば、やり出してから子づるが一斉に出てきたとには、ビックリしましたね。花芽もすごかとですよ!

Yさんは、とても嬉しそうです。

花芽もたくさんのキュウリ

確かに、あちこちに黄色く輝く大きな花が咲いています。

 

葉の切れ込み具合を見ても、しっかりと根が張り栄養をすっているのが分ります。

 

 これから、どんどん葉を増やし、ツルを増やして良くなっていくのが目に見えるようです。

 

 



樹勢回復したキュウリ

私が「良かったですね。これなら、もう大丈夫でしょう。」とお話しすると、

 

ここまで良うなるとは、思っとらんやったですよ。

ありがとうございました。

とYさんも、笑顔でお話ししてくれました。

 


「さあ、これからどんどん獲れますよ。いまキュウリ高いですからねー!!」と、Yさんも意気揚々です。

 

さて、順調な時ほど次を考えるべきです。

最後に、さらに樹勢を回復しつつ、花芽を維持するためにコーソゴールドをお勧めして、圃場を後にしました。

 

天候不良に対応する技術、皆さまもぜひご参考してください。

 

by おおつか

いよいよ玉ねぎの植付けのシーズンになってきましたね。

昨年、べと病などの被害で苦労した方が多い中、好成績を出したサンビオティックファーマーの方々は、今年も張り切っています。

佐賀県で玉ねぎを長年栽培されているKさんもその一人です。

昨年は、初めて菌力アップをテストして、「確かに発根がよかですね」と好感触を得たKさんは、今年は土づくり、苗作りから菌力アップを導入しています。

 

サンビオティックさんは、どういう土づくりば勧めてますか?

Kさんの土作りに対する真摯な態度に応えようと、私たちも気を抜けません。

「Kさん、やっぱり有機物と微生物ですよ。田んぼのワラを全量と堆肥をまいて、菌力アップを散布して、すき込んでください。」

 

そうです。天候不順が続く近年の環境の中でしっかりとした玉ねぎを育てるのに、最も重要なポイントの一つは、何といっても土作りです。

そして、土づくりと行っても、つまるところ土壌の排水性であり、団粒化であると言っても言い過ぎではありません

そのために、ワラや堆肥を好気性微生物(菌力アップ10リットル)と一緒にすき込み、その後数回空気を入れるように耕すことで、1カ月の間に一気に団粒化を進めます。

 

そんなお話をしてから、数か月たちました。

玉ねぎ苗床

Kさんから連絡があり、はやくも苗を取っていると聞いたので、早速お伺いしました。

 

「わああ、みごとな苗ですね!!」

 

「そうですか?

周りの農家は、今年は4割くらい苗がダメになったって言ってますよ。ひどい状況ですよ。うちは、おかげで良かったですよ。」

とニッコリと笑顔を見せられました。

 

 

玉ねぎ苗見てください。芝生のように生えそろった玉ねぎの苗は、本当に見事な景色です。

(品種は、手前がレクスター。奥がターザンです。)

 

今年の夏は、高温多湿。玉ねぎの栽培にとっては、非常に条件が悪い環境となってしまいました。近隣の多くの農家さんが、生育不良に悩んでいる状況です。

 

そんななか、Kさんの苗は、一本一本が生き生きとしていて、根量も豊富です。下葉の枯れもなく、茎がしっかり太っています。

 

 

団粒化した玉ねぎ畑苗をつぶさに見ようと、畑に入った時。

あれ!土がフッカフカじゃないですか!

思わず大きな声を出してしまいました。

天候不順の中、理想的な苗を作った秘訣は、やっぱりこれだったんですね。

 

「播種してからも、菌力アップを2回ぐらいやったけんですかね、土の柔らかかとですよ。根もよう張っとるです。」

 

写真ではちょっとわかりづらいですが、小さな団粒がとても多く、雨が多かったにもかかわらず、土がさらさらした感じです。

 

「苗とりも楽なんですよ。土が柔らかいんで、ボソボソ苗がとれますから。はっは。」と、苗を取っているおばちゃんが、嬉しそうに話してくれました。

玉ねぎ苗2

 

「おかげでね、今年は初めて、近所の人が、うちの苗を見て褒めてくれるんですよ。

なんばしたとね?(何をしたの?)、ってよく聞かれますよ。」

と、まじめなKさんも照れくさそうに笑っています。

 

「特別なことは何もしとらんとですよ。ただ、言われた通り、有機物と菌力アップで土づくりばしただけですけん。」

慣行栽培+サンビオティックでこんなにも、違うものですね。

 

 

玉ねぎ本圃

いよいよ畑も準備OKです。

もちろん、菌力アップと有機物の組み合わせで、土はふかふかです。

 

苗半作と言いますから、これからが楽しみですね。

 

 

天候不順が続く中、儲かる農業の秘訣は何と言っても土作りです。

でもそこには、しっかりした技術と根拠、資材の品質が重要なんですね。

誰でもできる簡単なプロセスの中に、技術を詰め込んだ私たちサンビオティック農業が、ますます注目される理由です。

 

ぜひ皆さまも、ご参考になさってくださいね。

 

by おおつか

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