2017年3月アーカイブ

「徒然日記〜サンビオティック普及の日々♪」にご訪問いただき、ありがとうございます。

4月上旬に予定しているサンビオティックのリニューアルに伴いまして、新しいサイトの「ノウハウ手帳」に引き継ぐことになりました。 

今後は内容を充実させて「ノウハウ手帳」にて新しい情報を投稿していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ春らしくなってきましたね。三寒四温とは、本当にぴったりの日本語です。

昨日は、久しぶりに佐賀県の玉ねぎ産地を訪問しました。佐賀県は全国有数の玉ねぎの産地ですが、昨年は、産地全体として非常に危機的な病害に襲われ、本当に苦労した生産者が多かった産地です。

 

たまねぎ畑そんな中でも、サンビオティックを土づくりから取り入れたTさんは、昨年は苦労しつつも、しっかりと収量を上げた生産者の一人です。

 

ふと思い立ち、Tさんの畑を覗いてみることにしました。

「おおお!これは立派なたまねぎ!」

圃場を見渡す限り、青々として素晴らしい生育です。

 

たまねぎ畑2

 

ちょうど、Tさんの奥様がいらっしゃったのでお話しを伺いました。

「Tさーん、どうですかー?」

 

 

 

 

 

奥さまは、にこにこして迎えてくださいました。

「ああ、お世話になりますね。いまんところ、調子よかですよー」

 

たまねぎ畑3

今年の佐賀の玉ねぎは、例年より1週間から10日くらい遅れていると聞きましたが、こちらの畑はそんな風には見えませんね。

 

(写真はレクスターという早生品種で、4月後半に収穫する品種です。)

 

 

葉はピンとたち、生命力を感じます。太い株元から、扇形に展開したツヤのある葉からは、発根の順調さと、リン酸やミネラルがしっかり効いてること感じ取れます。

平年よりも、寒さや乾燥など、天候条件がすぐれない中、大変素晴らしい生育だと思います。

「病気の方はどうですか?」と恐る恐る聞いてみましたら、

「そうですね、ゼロではなかですけど、よそから比べたら少なかですよ。よそは、ひどかところは、もうひどかですもんね。」

と、嬉しそうに微笑んでくれました。

このお顔を見るに、十分自信がありそうで、よかったーっと安心しました。

 

玉ねぎ4

(こちらは、T357という4月下旬の早生品種です。)

 

Tさんは、昨年と同じ圃場でも玉ねぎを連作しています。

それでも、連作障害らしいものはないですね。

これは、ワラと菌力アップをすき込み、土づくりをしたことで、ふわふわした土づくりを実現しているからだと思います。

 

やはり農業は、土づくりに始まり、土作りに終わるのかもしれません。

 

これから、近隣の圃場から病原菌がどんどん飛んでくる季節となります。

まだまだ油断ができませんね。これからの管理もしっかりお願いします。

 

がんばれ!佐賀たまねぎ!

 

by おおつか

埼玉県のU様から、前作残渣のすき込みに関してのお問合わせを頂きました。

キュウリの栽培が終わって、緑肥のつもりで残渣をすきこんだところ、次作のトマトが青枯病に罹ってしまったというのです。

これは、未熟堆肥でも同じことが起きるのですが、意外とこのような問題が解決できないまま悩んでいる方が多いのかもしれません。なぜなら、多くの畑では、収穫終了後に残渣をすき込む、という作業を行うからです。

 

前作残渣をすき込む方は、参考になると思いますので、このお問い合わせの内容をご紹介いたします。


(お問合わせ)

> 実は、緑肥としてのキュウリ収穫終了後の残渣の件でご相談がございます。
>と申しますのも、以前に緑肥として、すきこんだところ次作で青枯れが出てしまった
ことがあります。

> これで懲りてそれ以降は緑肥としてのすきこみはしていません。

菌力アップを定植前に十分ベットにしみこませれば緑肥としてキュウリの残渣をすきこんでも、青枯れの危険は除去できるのでしょうか。

> 何か具体的に良い方法があればご教授いただければ幸いです。

 

(ご回答)

ありがとうございます。

ご存知の通り、キュウリ、トマトに限りませんが、前作の残渣と言うのは、膨大な量の有機物ですので、うまく利用すると、次の作物が良く育ちます。

そのため、「うまく利用する」技術が必要となります。


そこで、重要なのは微生物とエサと温度です。


青枯れ病が発生したのは、未分解で残ったためです。未熟堆肥をたくさんやったのと同じことです。

ですから、次の作付までにしっかり分解することが重要です。

微生物は、菌力アップを使えば全く心配は要りません。菌力アップの分解力は、大変優れており、早ければ1週間ー週間で分解してしまいます。

先日も、トマトの生産者が
「残渣を菌力アップと一緒にすき込んだら、今までにないほどあっという間に残渣がなくなったので驚いた」と仰っていました。

条件が整えば、キュウリ残渣が、良い堆肥に変わりますのでぜひお試しください。

 

簡単な手順をご提案します。

なお、微生物がうまく働くために、地温が20℃以上を確保できる時期にされることをお勧めいたします。

 

1.キュウリ残渣を畑に広げ、トラクタで打てるくらい大まかに裁断する。


2.米ぬかを500kg/10a程度全面散布する。米ぬかがなければ、牛糞堆肥などでも良いです。

なお、この有機物(堆肥)は、前作残渣を分解するための微生物のエサですので、次作の肥料設計には含めません。

3.その上から、菌力アップ5リットル/10aを、100倍希釈して全面散布します。

4.トラクターで軽く耕します。深さは10cm以下とし、深耕しないようにします。あまり細かく耕す必要はなく、土に酸素を入れるようなイメージで良いです。


5.2週間後に菌力アップ5L/10aを100倍希釈し、再度散布し、再度軽く耕します。

この時、次作の準備に同時に入って構いません。たとえば、苦土石灰や堆肥などを施用して耕運して大丈夫です。

6.その後、3週間ー1カ月程度の養生期間を設ければ、十分に残渣が分解されます。なお、養生期間中特に土が乾くようであれば、湿るように潅水します。


7.次作の元肥を施用し、耕運、畝立てとなります。


8.次作のトマトなどを定植されたら、菌力アップ200倍希釈を定期的に潅水します。

週に1回程度潅水を継続すると、生長が促進され収量が上がるとともに、土壌病害の抵抗性が増します。

 

以上の手順をご参考にしてください。

なお、農薬による土壌消毒を実施される場合は、1と2の間に、土壌消毒処理を行うこととなります。

また、太陽熱消毒を兼ねて行う場合は、4番のあとに、さらに潅水し十分な水分を土に持たせたあと(水分60%)、透明マルチで被覆することとなります。

時間と労力に余裕があれば、このような方法もお勧めです。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

前作残渣をしっかり分解し、微生物が増えてくると、次の作物は収量が上がり、味も良くなります。ぜひ良い土づくり、がんばってください。


by いくた

サンビオティック講習会春は、次作の準備で何かと忙しい季節ですが、

先日はJAさがのある地区の生産組合長様が集合され、サンビオティック講習会が開催されました。

佐賀県からマイクロバスに乗って、わざわざ来社いただき誠にありがとうございました。このためだけに、予算と時間を取って来られたとのことで、大変うれしく思います。

 

この講習会中に、面白いお話がありましたのでご紹介いたします。

 

 

 

今回の生産者の中に、さまざなま会長、組合長を兼任しておられる重鎮のK様がおられました。

「大変勉強になりました」と前置きされ、今回みんなで勉強したいということになった経緯をお話しされました

 

「実は、以前菌力アップを勧められてちょっと使った時は、正直言って違いが分らなかったんですよ。だから、しばらく使ってなかったんですけどね。

でも、この前驚くような事があったんです

実は去年、近くの農家さんが、おそらく除草剤の分量を間違ったんだと思うんですけど、田んぼのイネが、全部枯れかかったんですよ。葉っぱは黄色くなって、新芽がよじれて出てくるような状態で、明らかに薬害のような感じだったんです。 

普通なら枯れますよね。。。  

それで、これではどうしようもないということで、ここにおられるJAの営農指導のMさんが『菌力アップ』をやってみようということで、勧められたんですね。

たった一回やっただけですよ、菌力アップを

 

そうしたら、みるみるうちに回復してきて、何週間かしたらもう、ほかの田んぼの生育を追い越して、本当に立派な株に育ったんです

たった1回散布しただけで、周りの農家が、どうやったらこんな良い生育になるんやろうかというくらい、素晴らしい生長だったんですよ。

 

いやー、これはすごい。菌力アップには、なにかすごい力があるようだと思いましてね。

それでみんなで勉強してみようという事で、今日来たわけです。」

 

「そうだったんですね、ありがとうございます!」

 

微生物の力は面白いですね。

いろいろな有害物質を分解し、良い成分に変えてしまう力があります。

除草剤の薬害から回復した事例は、これまでも何度か目にしていましたから、不思議ではありません。菌力アップには、土を蘇生するという働きがあるんですね。マイナスをプラスに変える、これは他の微生物資材ではなかなか出来ない働きです。

 

そんなわけで、短い時間でしたが精一杯ご説明させていただきました。

皆さまのこれからの農業に、大きなヒントを感じていただけたかなと思います。

これからも、生産者の皆様方にお役にたてるサンビオティック講習会を開催して参りたいと思います。

団体で興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。

 

by いくた

 

IMG_0326日に日に、春が近づいているのを感じる季節となってきました。

いよいよ家庭菜園の季節ですね。

 

普段、農家様向けの情報が多く

家庭菜園向けの情報がほしい!」と、ご指摘を頂くことが多いので

今回は、家庭菜園を楽しんでいらっしゃるS様との

お問い合わせの内容をご紹介します。

 

 

 

IMG_0417小規模でもサンビオティックでしっかり土づくりをすれば

驚くような楽しい家庭菜園ができ、家族はみんな元気になります。

ぜひご参考にしてくださいね!

 

 

 

 

 

---------------- 以下、S様のお問い合わせにお答えした内容の転載です -------------------

 

>以前質問をさせていただき、丁寧なご指導で無事ブロッコリーが元気に育ちました。

>ありがとうございました。

それは良かったです。

農業や園芸の楽しみを応援することができれば

私もとてもうれしく思います。

 

 

>今年も夏野菜の土作り準備の時期がやってきました。

>御社HPページより自分なりの解釈でやってきましたが、

>小さな家庭菜園ですので、1?あたりの菌力、鈴成、有機百倍、コーソゴールド、にがり、木酢などの

>トマト、キュウリ、なす、ピーマンの使用方法を教えていただけないでしょうか?

>きっちりとしたもので今年は取り組みたいと考えています。

>追加購入も考えておりますので、

>どうぞよろしくお願いいたします。

 

ありがとうございます。

果菜類は、基本的なやり方は同じですので、

手順をご説明いたします。

 

(土づくり)

1.苦土石灰(カキ殼石灰の苦土入り)を1平米あたり100g、

バークたい肥を1平米あたり2ー3kg程度、全体に散布します。

バークたい肥は、腐葉土やもみ殻堆肥、または弊社の五穀堆肥など

植物性の多い堆肥が良いと思います。

 

2.そのまま堆肥が濡れるような感じで、

菌力アップ100倍希釈液を1平米辺り1リットル散布します。

 

3.その後、全体を耕し、3週間ー1カ月ほど放置します。

もし可能であれば、2週間後に再度菌力アップ100倍希釈液を

散布し、耕すとなお良いです。

 

4.植付前に、肥料を散布し、再度耕しながら畝を立てます。

肥料は、

有機百倍 200g/平米

鈴成 200g/平米

が標準量です。その後、植え付けをします。

すぐに植えても構いませんし、

数日明けても構いません。

 

5.植え付け後は、1週間に1回菌力アップ200倍希釈を

株元に潅水すると、順調に生育します。

 

6.その後の管理は、追肥および液肥での生長管理をします。


<追肥>・・・1カ月に1回

有機百倍 50g/平米

鈴成 50g/平米

バークたい肥 100g/平米

※畝の肩か畝の肩下(通路と畝の接地部分)に施用します。

可能であれば、通路に肥料や堆肥を撒き、

地表面をクワでかすり上げるように

畝にかき上げて行くと、雑草対策もでき

肥料効果も上がります。


<着花促進と品質向上、病害虫予防>

本格にがり 1000倍希釈

純正木酢液 1000倍希釈

コーソゴールド 500倍希釈

上記を3種混合して葉面散布をします。週に1回すると

花数が増え、品質が良くなり、また病気に強くなります。

調子が良ければ、やらなくても良いですが、

余裕があればやってみてください。

なお、ジョロで潅水しても大丈夫です。


<樹勢回復と発根促進>

菌力アップ200倍希釈

糖力アップ200倍希釈

上記を潅水します。

新芽に勢いがない時、なかなか実が太らない時、

曇天が続き元気がない時、また追肥後などにやると良いです。

これも1週間に一回やると良いですが、ピンポイントで

数回やっても良いです。生長を見ながらやってください。

なお、糖力アップはかなり匂いがありますので、

住宅地などでは、ご使用に注意してください。

糖力アップを使わない場合は、一般的な園芸用の

液肥で構いません。

 

以上ですが、ご参考になれば幸いです。

ぜひ、たくさんの収穫ができますよう

心より応援しております。

 

/いくた

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