2010年6月19日
水田のガスとアオミドロ抑制
水田でしばしば問題になるガスの発生と藻(アオミドロなど)の発生。
一般の農家さんのこれまでの対処法は、
・チッソを添加し、わらなどの有機物の分解期間をできるだけ長くとる
・除草剤をやる(または手で取る・・・)
毎日食べるおいしいお米を作ってくれる農家さんには頭が下がる思いですね。
でも、そんな農家さんの苦労を軽減する技術が生まれそうです。
この写真は、長崎県西海市で試験している圃場の写真です。
右側の田んぼは、一般的な方法で土作りをし、田植えをした圃場です。田植え後すぐにガスが発生、アオミドロも増え始め、苗が育つ前に、田んぼの一面を覆ってしまいました。水が濁り、表層剥離の状態です。
一方、左側は代かき時に菌力アップを20リットル/反を施用し、代かきをした圃場。向こうの山を映し出すほど、水がきれいに澄んでいるのがわかります。
もちろん、肥料の量も、田植えの時期も同じです。
通りがかった近くの農家さんは、たまたまだろうとか、肥料の量が違うんだろうとかおもって、何気なく通って行きますね。こんなに明らかな違いにも、気をつけて見る農家さんは少ないようです。
菌力アップの施用方法は簡単。代かき時、または田植え時に、水口から全体にいきわたるように流すだけです。
佐賀県で工夫された農家さんは、ボトルにいくつか穴をあけて少しずつ出るように工夫しています。これで田んぼ全体に均一に広がりますね。
ちなみ最近、「すでにアオミドロが広がった田んぼで、駆除効果がありますか?」というお問い合わせをいただきます。
そのような効果はおそらくないと思います。これはあくまで微生物ですから、藻を殺す作用はありません。すでに繁茂した藻を減らすには、手で取るか、除草剤をやるか、水を抜いて乾かすか、でしょう。
ぜひ、藻が繁殖する前に菌力アップをお使いくださいね。
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- by 管理者
- at 09:15
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前作では、キャベツを作っており、その残渣をすきこんで、なにも対策をしないまま田植えをしているのです。水は濁り、足を入れるとブクブクとガスが出てきます。



家庭園芸の方などからよくご質問がありますので、こちらで少し解説をしておきたいと思います。

