ニンジンの線虫(センチュウ)害に次の一手を打つ!

| トラックバック(0)

根菜類にとって、根の病気と言ったら致命的ですね・・・

ご存じのように、根の部分が直接病気にやられると見栄えが悪くなるばかりでなく、 商品価値がなくなってしまうのです


なかでも農家さんにとって、もっとも恐ろしい病害虫は
線虫(センチュウ)ではないでしょうか?

キタネグサレセンチュウ

主に畑の作物に害を及ぼすものは「寄生性センチュウ」と言われ、
ネグサレセンチュウ、ネコブセンチュウなどが存在し、植物の根にコブを作り、養水分の吸収を妨げ、ひどい場合には枯らしてしまいます。

しかも、収穫をだめにしてしまうばかりではなく、次作にも影響を及ぼします。
(連作などで)線虫が増えやすい環境になった土壌は
そう簡単には線虫は減らないのです。

ニンジンを犯すセンチュウ(線虫)とその被害

ニンジンを犯すのは、どんなセンチュウなのでしょうか?

代表的なのが、ネコブセンチュウ、
キタネグサレセンチュウです。

ネコブセンチュウ

これらの線虫が、ニンジンの根部に侵入すると、ご存じのとおりコブを作ります。寄生されてからの防除は不可能ですから、
いかに予防するかが重要となります。



では、一般的なセンチュウ対策はというと・・・

〇緑肥の利用
ヘイオーツ(エンバク)はキタネグサレセンチュウの抑制に効果あり。

〇忌避植物の利用
マリーゴールドは、キタネグサレセンチュウの抑制に効果あり。

〇石灰窒素の利用

〇土壌消毒
センチュウが発生した圃場には燻蒸剤などで土壌消毒が有効です。
熱水土壌消毒や蒸気消毒、太陽熱消毒なども高い防除効果があります。

 

と、一般的には以上のような防除法があります。

ほとんどの方がこのような方法をやられているのではないでしょうか?
たしかに、これらの方法を組み合わせることで、かなりのセンチュウ防除効果が期待できます。

しかし、どの方法もセンチュウ(線虫)を完全に防ぎきることはできません。しっかりと対策をしたつもりでも、どうしても次作で発生してしまいます。連作される方は、なお心配の事と思います。

では、どうすればいいのでしょうか?
どうしてもニンジンを連作しなければならない方もいると思います。



ニンジンの線虫(センチュウ)に次の一手を打つ!

もっと根本的な解決策を探したほうが良さそうです。
線虫が増えてしまったのにはそれなりの理由があるのです。
例えば、連作によって、ある特定のセンチュウが増えやすい土壌環境になっていること。
このことが、センチュウ被害の根本原因なのです。



目からうろこの線虫への対処法


そのポイント
〇しっかりと完熟した堆肥を施用
〇多種多様な土壌微生物を増やす(菌力アップ
〇微生物のエサと線虫抑制物質(メチオニン)の施用(糖力アップ


つまり、「土づくり」なんです!
何度も言いますが土づくりです。大事なことなので2回言います。



土壌の微生物相が豊かな土壌は、ある特定の微生物(センチュウなど)が一人勝ちを許しません。

微生物は土の中で絶えず生存競争を繰り広げています。その中では、常に多数派が有利なのです。


菌力アップ・糖力アップの使用方法

〇応急対策

菌力アップ 50-100倍希釈 3日おきに6回かん水
糖力アップ 100-200倍希釈 3日おきに6回かん水

※混合してかん水(潅注)

〇予防対策

菌力アップ 200-300倍希釈 10日おき
糖力アップ 300-500倍希釈 10日おき

※菌力アップ、糖力アップの希釈倍率及び回数は、植物の状態に
よって調整します。

線虫の増殖を抑え続けるためには、

植物にとって良い土壌微生物を常に補給し続けることが
ポイントになります。


よく、農薬と勘違いされるユーザー様は、
2-3回散布するだけ。という方もいらっしゃいます。

せっかくセンチュウが減った圃場でも、菌力アップを止めてしまうと、
また、センチュウが増えてしまいます。

継続は力なり!です。


そうすれば、ほとんど、センチュウの増殖は抑えられます。
ぜひ、皆さまも参考にされてみてください。


大地のいのち
いわまつ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://nwgt02.s136.coreserver.jp/mt-admin/mt-tb.cgi/574

農業革命!農業資材のサンビオティック
サンビオティック オンラインショップ
農業革命!農業資材のサンビオティック ノウハウ手帳

このブログ記事について

このページは、管理者が2012年10月 2日 10:39に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ハクサイの軟腐病に土づくりで克つ!」です。

次のブログ記事は「タマネギをとう立ち(花芽分化)させずに収量を上げる技術」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。