こんな未熟堆肥なら、使わない方がマシ!

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先日、アスパラガスの農家さんの畑に行った時のことです。

これから、堆肥をまいて、蒸し込みの作業を始めるそうです。

 

ハウスに入って、びっくりしました。

「なんですか!これはっ!!」

未熟堆肥

 

 

 

 

 

 

 

 

農家さん 「え?堆肥まいてるんだよ。」

 

思わず言葉に詰まってしまいました。

未熟堆肥

農家さん

「いやね、こんなのしかないんだよ・・・

 

 

 

 

 

 

未熟堆肥

 

大量のオガクズが入っています。

団子状になったものまであります。

とても十分な発酵期間があったとは思えません。

 

 

 

未熟堆肥

これからまくものが、まだ山積みです。。。

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、農家さんには、なかなか言えなかったのですが

はっきり言って、「こんな堆肥なら、使わない方がマシです!!

と言いたかった。言ってあげたかったです。

 

多くの農家さんは、植物にとって、腐植物質が非常に重要なことはよく知っていらっしゃいます。

また、良い堆肥がない、良い堆肥じゃない、ということも、よくわかっています。

 

しかし、「何もやらないよりはマシだろう・・・」と思って、こういう堆肥でもやってしまうんですね。

これが失敗の始まりだと、私は思っています。

 

植物にとってとても重要な、腐植物質というもの。

これは、実は、有機物をやっても数日、数か月でできるものではありません。数年いや、数百年の時間を経て、やっとできるものです。

土壌分析で出る、「腐植」とは、単に炭素率から割り出した概算にすぎないのです。いくら未熟堆肥をやっても、本物の腐植物質は増えない、ということをぜひ知ってもらいたいと思います。

 

さて、ではどうするか?

まず、一番にお勧めしておきたいことは、菌力アップを潅水して、未熟堆肥の害が出ないように栽培することです。これは、本当に大事です。病気が出てからでは遅いですからね。

 

そして、来年以降のために。
その堆肥は、1年、2年を費やして、害のない堆肥に変えましょう。

 

この作業、簡単なことです。

菌力アップを散布して混和し、雨が当たらないようにビニールシートをかけて、数年放置するのです。

自然と、微生物や小さな生きものたちが寄ってきて、未分解の有機物を徐々に分解してくれます。

 

こんな堆肥しか手に入らない方、今年は来年、再来年の分もとって、
1年かけて腐熟させてみませんか?

きっと、それだけで、畑の土がすこし変わってくると思いますよ。

 

by いくた

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このページは、管理者が2013年2月18日 11:40に書いたブログ記事です。

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