玉葱のべと病対策がグッド!

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すこし皆さんへのご報告が遅くなりましたが、玉葱のべと病対策に菌力アップを使用した事例をご紹介します。


佐賀県は、日本でも玉葱の主要産地として有名です。特に、白石や鹿島などの地域は高品質なブランド玉葱で有名です。

 

ところが近年問題となっているのが玉葱のべと病。

べと病は、ペロノスポラ ディストラクタという糸状菌、つまりカビの仲間が原因菌なのですが、これがここ数年多いんですね。特に、べと病菌は、土壌中の卵胞子で感染するため、連作圃場で前年べと病が多かった年は、要注意です。

平成26年も春先の温暖な天候のせいもあってか、べと病が猛威をふるい、佐賀県玉葱ブランドの危機と言われるほどの状況となりました。

 

佐賀県鹿島市で玉葱生産をされていらっしゃるKさん。この方は、毎年この圃場で玉ねぎを栽培していますが、去年はべと病が止まらず大変な状況でした。

通常、べと病が出た圃場は、必ず卵胞子が土壌に生息しているため、連作することに非常に大きなリスクがあります。

 

圃場の半分以上がべと病に罹ってしまったため、Kさんは土壌中の微生物バランスのことも考える必要性を感じました。

そこで、農協指導員の方に相談した時に紹介されたのが菌力アップでした。

玉葱べと病対策

 

植付前には、完熟堆肥を散布し、菌力アップを反当5リットル、全面散布してよく混和しました。そして、しばらくして再度菌力アップ反当5リットルを全面散布して混和しました。つまり、反当10リットルの菌力アップを混和したことになりますね。


本当にこんなことで、改善するのかと半信半疑で取り組みましたが、他に思い当たる方法がないのですから仕方ありません。

 

そして、これが今年の生育状況の写真です。

分りにくいかもしれませんが、べと病が全然出なかったのです。

 

通常は、連作すれば少なくともある程度の被害は想定しなければなりませんが、不思議とべと病が発生しなかった。

 

たまねぎべと病対策これには、生産者のKさんも大喜び

もちろん、菌力アップは殺菌剤ではありませんので、菌力アップだけのおかげではないかもしれませんが、しっかりとした土作りによって、べと病の病原菌の動きが制限され、さらには玉葱自体の抵抗性も増した結果ではないかと思います。

 

実はこの試験、Kさんのほかに3名の方が同じように菌力アップを使用しました。そして、驚くことに全員が同じように、べと病とサヨナラされたんです!

これには、農協の指導員の方もびっくり。予想以上の効果でした。 


目には目を、微生物には微生物を、ある意味当たり前かもしれませんが、これが現代農業ではなかなか発想できないことかもしれませんね。

皆さんも、連作障害は土作りから見直してみませんか?

 

by いくた

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このページは、管理者が2014年7月 7日 19:22に書いたブログ記事です。

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