玉ねぎべと病猛威の年に好成績を連発!!

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右を見ても、左を見ても、べと病、べと病、べと病、、、たまにボトリチス。。。

2015年、今年は玉ねぎのべと病が猛威をふるった年でした。全国でも有数の玉葱産地である佐賀県でも、べと病が入ってない畑はない、と言うほどの猛威をふるいました。

 

そんな中で、サンビオティックの実施圃場では、近隣の人や農協の方が驚くような好成績。べと病が全然見当たらないとか、少し見えるけどほとんど影響ない、という不思議な現象が見られました。

 

少し実例をご紹介しましょう。

サンビオティックたまねぎ

 

こちらは、佐賀県のKさんの菌力アップを使用した圃場です。品種はターザン(晩生)です。

 

Kさんが、サンビオティック農業の噂を聞き、初めて取り組んだ圃場です。

本来は土作りの時から菌力アップを使用すれば良かったのですが、この畑では間に合わず、定植後から菌力アップ10L/10aを、間隔をあけて2回散布しました。

ご覧の通り、葉の色は良く活き活きとしています。近くで見てみても、べと病が入っている様子は全くありません。

となりの畑

 

そして、この畑は、そのすぐ隣の畑です。

となりの畑2

なんとなく、様子が変です。

 

 

 

近づいてみると、、、、おや。

旧葉や葉先が枯れてますね。

 

この日は雨の翌日でしたが、畝間に水が溜まっていますね。これも、あるいは病気の一因かもしれません。

 

 

実は、この圃場だけでなく、近隣の多くの畑は一様にこのような状態でした。排水不良、生育不良、べと病、根グサレ、、、。生産者の話では、べと病の胞子で、空気が白かった、というほど(もちろんオーバートークです。笑)の状況だったんですね。

 

そんな中でKさんの畑だけ、ピンピンしてる。特に、定植が遅れたにも関わらず、生育が良かったことは、近所の農家さんも驚きでした。

(ちなみに、上の写真はいずれも4月13日に撮影したものです。3月下旬から4月上旬の雨天と気温上昇でべと病が猛威をふるっているころです。)

 

「Kさん、順調みたいですねー!」と声をかけると、

「いやー、菌力のおかげじゃろ!ほんて、助かったばい!!」と、大満足のKさん。

地域でも大規模に玉ねぎを栽培していらっしゃるKさんですが、すべての圃場で菌力アップを使用してました。そして、地域の状況からして、明らかに病害の被害が少ないのですからまさに「助かった!!」という気持ちなんですね。

 

この言葉に、私たちも「良かったあー」と菌力アップに感謝したのでした。

 

 

続いて、こちらの事例も面白いので、紹介しておきましょう。

 

4

 

これも、佐賀県。Hさんの圃場です。

ぜひクリックして、よーく見てください。

 

こ、これは。。。。

 

時は2月中旬、よく知っている生産者でしたが、連絡を受け、すぐに駆けつけたのですが、この状態。

 

私もしばらく言葉を失いました。。。。

 

5

 

たくさんの株が、枯れそうになっています。

いや、枯れている株がかなり多い。。。

 

「これは、ひどかですね。どうしたんですか??」

と聞くと、

うーん、べと病やろか。とにかく、ひどかとさ!

どぎゃんかならんもんかにゃって思うて、来てもろたったい。」

 

 

11

 

なるほど、これは確かにひどい。

 

気になって、枯死した株を引き抜いてみると!

なんとひどいあり様。

 

これは、べと病だけではなさそうです。

完全な、土作りの失敗ですね

 

 

皆さんなら、この状況。どうされますでしょうか?

普通なら、もう諦めてしまう状態です。

 

「これ、普通ならどうしようも無かですよ。でも、、、やるだけやってみます?」

そう聞くと、とにかくダメもとでも何とか対策をしたいとのことです。

 

そこで、すぐに菌力アップを購入していただき、10日おきに3回。10a当たり10Lを50ー100倍に希釈して、どんどん流してくださいとアドバイスしました。

 

10日おきに3回。これには、訳があります。

菌力アップは、殺菌剤ではないんですね。一回やって、病原菌を殺してしまう、というものではないんです。

ですから、これだけ病原菌の蔓延した圃場で、微生物相を取り戻して、玉ねぎの生育を改善するには、時間をかけて何度もやるしか方法はありません。

菌力アップをやるたびごとに、微生物相が改善し、土を改善し、根が張り、病原菌に抵抗する力が生まれ、そして通常の生育へと回復してくれば、大成功です。

 

そして、、、あれから2カ月。

Hさんは、

Hさんの圃場は、どうなったのか。

 

24

 

ご覧ください!

ちらほらと、欠株がありますが、青々と育っているではありませんか!

お伺いしたのは、4月中旬。

 

周りの畑でも、べと病が蔓延し、手がつけられない状態でした。

 

37そんな中、あの絶望的な状況がここまで回復するとは驚きです!

 

生き残った株は、その後徐々に回復し、順調に生育して、玉もわりと肥大してきたよ、とのことでした。

しかも、これには後日談が。

 

実はTさん、菌力アップの実力を試そうと(いじわる!?笑)、この圃場には殺菌剤をまかなかったそうです。

 

なのに、ここまで生長するとは思わなかったと、Hさんも驚きの好成績だったんですね。

 

大いにお褒めの言葉を頂いて、圃場を後にしました。

 

このように、玉ねぎのべと病や根腐れなど、連作をしている畑には必ず病原菌がいるといっていいでしょう。たとえば、べと病は卵胞子となって、農薬にも耐性を持った状態となります。これが、弱った葉に付着してしまうと発病してしまうわけですね。

 

でも、サンビオティックに取り組んでみると、病原菌がいても、発病しなかったり、回復したりする事例がたくさんあります。上記の例以外にも、こういう事例が、たくさんあるんですね。

 

その共通項は、実は微生物の力で土作りをしたかどうか、なんですね。これは他の作物でも言えることです。微生物は万能ではありません。でも、微生物を活用するのが結果的に、一番コストが安い。

 

皆さん、今年の玉ねぎべと病の猛威は、3ー4月の天候不順のせいだと思っているようですね。でも、実際には「植付前」に原因があった、と私は思っています。

しっかりとプロセスを踏んで、土作りをする。

これがポイントですね。ぜひ次作の玉ねぎ栽培では、取り組んでいただきたいな、と思います。

 

/おおつか

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このページは、管理者が2015年5月 9日 11:31に書いたブログ記事です。

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