昨年ご紹介しました(http://staff.sunbiotic.com/post-162.html)、佐賀県で小麦(チクゴイズミ)を栽培されていらっしゃるOさんから、ご連絡がありました。
「今年もよかばーい。見に来んね」
Oさんは、昨年の栽培でも大成功されました。冬の低温条件で、近隣の農家さんが低収量に悩む中、一人でにんまりとしていたのを思い出します。
昨年を越えるのか?と期待にわくわくしながら
「すぐ行きますね!」と、文字通り飛んでいきました。
さっそく天気のいい日を選んで伺ってみると、目に飛び込んできたのは一面の小麦畑。
「きれいやなぁー!」と目を奪われてしましました。
(菌力アップとコーソゴールドをしっかりと使い、生育が素晴らしい圃場。生育が全然違うので、一見してOさんの畑とわかる。)
Oさんがいらっしゃいました。
「おお、来てくれたね。今年はどぎゃんかな?」とOさん。返事を求める顔は、満面の笑みです。
「いや、これどう見ても大成功でしょう。もしかして、去年よりだいぶ良かとじゃないです?」
「そうねぇ。まあまあたいね。こいなら(これなら)、600キロばかりいくかもしれん」
「ええ!そんがん(そんなに)ですか!もうOさんには、日照不足は関係なかですね!」
そうです。今年の九州地方は、この春先に例年にない日照不足で、どんな野菜も大不作。キャベツなんて1玉500円で売ってるくらいの状況です。
そんな、例年にない悪条件の中、昨年以上の大成功を収めるという驚異の小麦たちです。
ちかくで見てみると、この穂の付き方は見事です。
いかにも力があり、美味しそうです。
これだけの生育をしてて、病害虫はほぼゼロ。チッソ主導でないことは、病害虫が少ないことで分ります。
穂は長く10cm程度ありそうなものも多い。これは600キロといっても、言いすぎではないかもしれませんね。
今日はさすがに度肝抜かされました。
反収600キロ。。。普通の農家さんなら500キロ取れば、大喜びです。それが、Oさんの畑は一面びっしり、、、そして600キロ。。。
すごい、の一言ですね。この収量で、面積は優に数十haですから、収入は、、、。サラリーマンがバカらしくなりそうです。(笑)
サンビオティックの小麦は、まるで金の輝き。風になびいて、心まで奪われてしまうような出来事でした。
今日も農家さんに喜んでもらった、、、サラリーマンも悪くない。そんな満足を胸に帰路につきました。(笑)
※なお、やり方は昨年と同様ですので、こちらをご覧ください。
by おおつか