水稲の生育に良い栽培条件を考える

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梅雨になると美しいのは、田んぼの風景。雨上がり、稲が風にそよぐ風景はなんともいえず良いものですよね。

 

今年、サンビオティックを導入して稲の栽培にチャレンジしたのは、佐賀県のNさん。Nさんは、玉ねぎの生産者なのですが、田んぼの栽培から、土づくりを意識した栽培をしたいとのことで、田んぼにもサンビオティックを導入されました。

元肥には、鈴成、そしてケイ酸カリを施用し、代かき時に菌力アップを流し込みました。田植えは、6月15日ごろです。

そして先日(7月13日)、お伺いすると面白い差が出ていました。

比較区の田んぼ

 

こちらは、サンビオティックを使用していない、今までと同じ栽培のやり方の田んぼです。

品種は、夢しずくというものです。

生育は、まあ普通というところでしょうか。

 

 

 

サンビオ区の田んぼ

 

そしてこちらが、サンビオティック栽培の田んぼです。

 

どうでしょうか?写真のアングルが違う?

いえいえ、すでに株の張りが良くなっているのが分りますでしょうか?

 

面白いのは、このような明らかな生育の差が、単なる窒素量の違いから来ているのではないということです。

菌力アップで土壌を改良し、そして根を張らせることと、鈴成のリン酸が効いているのだと思います。

 

藻が発生した

そして、興味深いのは、なぜか菌力アップを施用すると藻の発生が少ないということです。

この写真は、菌力アップを施用していない方の田んぼの写真ですが、ご覧の通り、藻が発生したため、除草剤を散布して藻を枯らせました。(株元に見える茶色いもの)

 

一方、菌力アップを施用した方は、藻の発生が少なくキレイだったそうです。

濁った田んぼ

 

そしてもう一点の興味深い写真は、これです。

左は、サンビオティック栽培で、右は一般の栽培です。(田植え日が違うため、生育差があります。)

 

よくみると、サンビオティック栽培の田んぼは、水が非常に濁っていることに気づかれると思います。

 

 

 

 

実は、この日は叩きつけるような大雨が降った後。泥が特にかきまぜられた後でした。

たしかに、どの田んぼも濁ってはいるのですが、でも、サンビオ区はやけに濁りがひどいように見えます。

なぜだろうかと、田んぼを除いてみると、やたらと動く生物を発見しました。ミジンコでしょうか。それ以外にも、イトミミズやエビ類など小さな生物がたくさんいそうです。

そうです。生きものが豊かな田んぼは、彼らが活発に活動するために、濁りやすいと言われるんですね。菌力アップの微生物が、急激に増えて、その微生物がほかの生きものの繁殖を助け、食物連鎖が生まれ、田んぼの中に生命があふれてきたのかもしれません。

 

そうやって生物がたくさん活動すると、泥をはねたりかき混ぜたりして、泥の粒子が細かくなり、やがて、トロトロ層と言われる、非常に細かい粘土層が形成されます。トロトロ層が形成されると、雑草が生えにくくなり、そして栄養豊かな土壌に変わるため、稲の生育も良くなると言われています。

 

稲の生育は、微生物やその他のたくさんの生きものたちに支えられて、すくすくと育つのですね。

田んぼの中では、稲を育てるだけではないのです。多くの生きものを育み、土を育てる。生物多様性といえば難しいようですが、当たりまえの生命の循環を、もう一度見直してみることも、稲の栽培には必要かもしれませんね。

 

 

by いくた

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このページは、管理者が2016年7月14日 21:53に書いたブログ記事です。

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