サンビオティックファーマーでご紹介したビワの全国的な指導者であり、
生産者でもある有馬会長のサンビオティックビワが今までに見たこともない素晴らしい生育で、
周囲の農家さんや農協の担当者を驚かせています。
左は、今収穫中の有馬会長のビワです。ビワ農家の方なら、この素晴らしさが分かるかと思います。まるまると太ったビワ。 ビワは大きいほど高く売れますが、今年の有馬会長のビワは、Lサイズ以上の割合が、なんと93%(2L:37%、L:56%、M7%) もありました!一般の農家さんはLサイズ以上は、40%程度で、良くても60%といいますから、 これは驚異的な記録です!
しかも、よく見てください。一本の果梗枝から5つつも大きな実がなっています。通常は3つくらいで、5つつもならせると、 大きくならないか、枝が折れてしまうそうです。サンビオティック栽培では、太い枝がでてくるので、 大玉のビワが5つなっても耐えられるということです。
先日、有馬会長をお伺いしたところ、奥様もニコニコして迎えてくれました。効いてみると、 大玉だったので販売もかなり良くなったようですが、パック詰めがラクになって良いことばかり、と喜んでいました。
このビワは、茂木種系の長崎早生という一般的な品種で、特に大玉になる傾向が強いわけではありません。 経済連の担当課長に聞いたところ、栽培技術で大玉になったわけではなく、 この肥料のおかげだろう、との見解でした。サンビオティックの力が証明された、というわけですね。
使用したサンビオティック資材は、菌力アップ、糖力アップ、鈴成です。菌力アップは、 土壌微生物相を改善し、土壌環境を良くするので発根促進の効果があります。菌力アップで根が働くと、糖力アップの強力なアミノ酸、鈴成 (すずなり)のリン酸とカルシウムをどんどん吸収するので、これほどの素晴らしい生育と収獲ができるようになるのです。
素晴らしいビワがなっていますが、そのそばからまた次の新梢が力強く上がってきています。
サンビオティック栽培の特徴の一つは、年を重ねるごとに木が元気になり、生育が良くなります。 収穫中にもかかわらず、
これだけ美しい力強い葉が展開してくるのですから、今から来年が楽しみですね。
以前ご紹介したサンビオティック栽培を今年から実践されている近くの農家さんも、 なんと今年はLサイズ以上が大半だそうです。昨年まで、Mサイズより大きいビワがならないと嘆いていましたので、本当に良かったですね!
サンビオティック栽培は、全国のビワ栽培農家さんには、ぜひ教えてあげたい技術です。ここまでくると、知らねば損!ですよね。 有馬会長のサンビオティックビワ栽培マニュアルを知りたい方は、こちらまでご連絡ください。
byなかはら