ネコブセンチュウはいても大丈夫!産学連携研究は農業現場へ・・・

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 鹿児島大学と鹿児島経済連、JA姶良 エイビーエスとの産学連携共同研究は、産地のゴーヤーの連作障害を克服し、増収を図るというテーマで弊社のサンビオティック農業の技術を柱に実施されました。

 結論として連作障害の中でも困っている、ネコブセンチュウ害に対して、ネコブセンチュウはいてもいい、いても増収が図れるという結果がでています。その結果を受けて鹿児島県内の農協では、ゴーヤーの連作障害回避と品質向上の目的ですでに普及が始まっています。

 サンビオティック農業でのゴーヤーの連作障害回避の方法として、基本的に定植時の処理がとても大事なことですが、その他に栽培途中で連作障害(土壌病害やセンチュウ害)で地上部が枯死にいたる状況でも、サンビオティック農業の潅注器を用いたサンビオティック農業潅注技術で回避することができるのです。潅注は潅注器があればベストですが動力噴霧器の先端のノズルをはずした状態で代用ができます。

 ネコブセンチュウはいてもいい。いても収穫ができる。この事実は農業現場でとても重大なテーマです。サンビオティック農業ではこの事実が確認され始めているのです。
 もちろん、農業の現場は一筋縄ではいかない複雑な要因がからみますので、いつでもどこでも100%とはいいきれませんが、弊社はこのサプライジングな事実を突き詰めていきたいと考えています。

 

 ここで驚きの現象をご紹介しましょう!今回、鹿児島県内の農協管内でハウスゴーヤーの新芽が吹かないとのことで、経済連、農協、普及所と合同で回復試験を実施しました。

ネグサレで枯れるゴーヤー


 

 

 

 

 

 

 

原因不明のネグサレ

 

 

 

 

 

 

 

 ひどい状況ですね。上の写真は、3月中旬定植のハウス栽培のゴーヤーで、異変が出たのが5月の初旬。新葉の展開がとまり萎れ症状が出てきたのです。
 まずは、ネコブセンチュウ害が疑われるのですが、普及所との現地調査で根を調べてみると土壌病害に由来しての根ぐされ症状も疑われました。まずは、応急処置として、微生物資材の菌力アップの潅注を、5月20日より3日置きに4回施用してもらうことにしました。

 

 すると、なんと10日後の5月末には新たな発根がみられ地上部も新葉が展開してきました!(この出来事は前回のブログ記事でも紹介させていただきましたね)

新葉のみごとなゴーヤー

 

 

 

 

 

 

 

潅注した穴に発根1


 

 

 

 

 

 

 

 その後の普及所の調査でセンチュウ密度を測定した処、ベルマン法でプレパラートのマスにセンチュウ抽出液を垂らしたら、肉眼でも白く見えるほどのセンチュウ密度で測定不能とのことでした。

要するに数え切れないくらいのネコブセンチュウがいたということです。この様なセンチュウ密度のなかでも、新根を発生させ新葉を展開させることができたのです!これは通常考えられないことです。

 

次のステップとして果実を収穫するまでに回復させなければなりません。早速、6月2日に畝肩に、鈴成を施用してもらい菌力アップ糖力アップを潅注器で3日置きに4回潅注していただきました。

 

その後、6月23日に圃場の状況を確認にいってみました。すると、大振りの果実が鈴成りになっているではありませんか!果実があまりになっているので、着果負担からしおれ気味になっている株もありますが、全体に大変旺盛な生育です。これだけのセンチュウ密度でも収穫ができるほどに回復したのです。サンビオティック農業資材で対策を始めて30日後の出来事です。「センチュウはいてもいい。いても収穫ができる。」というサンビオティック農業のひとつのテーマが現場の圃場で効果を示した事例です。

DSCF1703

DSCF1697

 

一方、下の写真は対象区として残しておいた、サンビオティック資材を施用してない場所です。萎れが進行して立ち枯れ症状を呈し収穫ができません。今回は試験とはいえ心が痛む風景です。

DSCF1700

 

以上、見ていただきましたように、生育途中でのセンチュウ被害からの回復の対策がとれるのがサンビオティック農業の大きな特色です。センチュウを殺すのではありません。それは農薬メーカーの領域です。サンビオティック農業は作物に働きかけるのです。旺盛な作物の持っている回復力なかんずく発根を資材の持っている総合力で発輝させることだと考えています。

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このページは、管理者が2008年6月28日 13:08に書いたブログ記事です。

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