土壌改良の本筋 放線菌を畑に増やす

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当たり前ですが微生物は、目に見えません。しかし、微生物の働きは目に見えることもあります。

菌力アップには、たくさんの微生物が配合され、相乗効果が起こるように設計されています。その中でも、 菌力アップの中心的な微生物のひとつは、放線菌です。目に見える働きをする代表的な菌なのです。

放線菌(ネットより転載) 放線菌と言っても、とても幅が広く、その中には様々な種や亜種が存在します。しかし、 放線菌というのは、農業分野においては、最も有用な微生物のひとつです。

 よく言われることに、森の土は放線菌の香りがする、と言います。放線菌の放つ独特のにおいは、 雨上がりのにおいと言えばいいでしょうか。暖かい春や夏の日に、ざっと通り雨が降ったあと、 なにか懐かしいような田舎のにおいがすることがありますね。あのにおいは、主に放線菌が放つにおいだといわれています。

 放線菌は、好気性菌の代表で、素晴らしい有機物の分解スピードと繁殖力を持っています。また、高温低温に強く、 phの適応範囲も広いオールラウンドプレーヤーとも言えます。

 様々な環境に適応できる力を持った放線菌。よく目にするのは、堆肥製造の現場です。堆肥を製造しているところに行くと、 発酵の終盤になると放線菌が優位になり、表面にびっしりと白い粉のようなものが付いていることがあります。これが放線菌です。

 放線菌の中には、キチナーゼというキチン質を溶かす酵素を出すものがいます。キチン質は、糸状菌(カビの仲間) やセンチュウの体の殻に多く含まれ、それゆえに放線菌が豊かな土壌では、糸状菌やセンチュウの被害が少ないわけです。

 また、放線菌の中には、プロテアーゼというタンパク質分解酵素を生産したり、ストレプトマイシン、 つまり抗生物質を生産したりするものもいます。このような酵素や生産物質が、他の微生物とのバランスをコントロールし、 土壌病害が起こりにくい環境を作り出すわけです。

みかん畑の土と虫たち

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、実際に畑には、放線菌が絶対的に不足しています。農薬や化学肥料に傾倒した結果です。農業現場においては、 もっともっと土壌に放線菌を増やす努力をするべきです。微生物相を改善し、土壌病害を減らし、 また有機物や肥料の効きやすい物理的に良い土壌環境を作り出す第一歩となります。

 そのためには、サンビオティック農業資材では「菌力アップ」と「五穀堆肥」の組み合わせをおすすめします。 五穀堆肥は、純植物性の堆肥で、適度な粒径を持っており、好気性の放線菌が定着しやすい大変素晴らしい土壌改良資材です。これに、 強力な放線菌が抽出培養された菌力アップを水に溶かして、 定期的に潅水することで、土壌は見違えるほど理想に近づいてゆきます。

 「菌力アップ」+ 「五穀堆肥」で、 土にミミズやダンゴ虫、クモなどの微小な生き物たちが戻ってきます。森の土が再現できるわけです。土が変われば、 おのずと肥料と農薬が減っていくことが実感できます。

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このページは、管理者が2008年9月10日 09:20に書いたブログ記事です。

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