みなさんこんにちは!朝晩は冷え込む季節になってきましたね。
ところでみなさんは、生姜は好きですか?寒い季節、生姜は心温まる野菜ですね。心だけでなく、体を芯から暖めてくれる生姜は、漢方薬の世界でも欠かすことのできない機能食品です。
さて、私たちの会社では、今年初めて試験農場での生姜栽培を試みました!そしていよいよ収穫の季節!まだまだ収穫は一部ですが、豊作の予感?です!!
栽培は、やはり土作りにこだわりました。生姜の天敵はなんといっても根茎腐敗病です。水はけ、水もちを両方ともクリアーする団粒土での栽培が求められます。また、種芋などから発生し蔓延ないように、好気性微生物資材「菌力アップ」の徹底的な散布が求められます。
主に使用した資材は次の通り
・菌力アップ ・・・ 植付後6回散布
・鈴成 ・・・ 10袋/反(元肥)
・有機百倍 ・・・ 5袋/反(元肥)
・有機百倍 ・・・ 5袋/反(追肥)
大きな生姜を持って満面の笑みです。
一番苦労したところは?と聞くと、「夏の草刈りには死にました。。。」と苦笑いでした。サンビオティックで豊作の笑顔です。
<根茎腐敗病メモ>
根茎腐敗病は、生姜やミョウガなどに発生する糸状菌(カビの仲間)が病原菌の病気。水はけが悪いと、水を媒介して圃場全体に蔓延する怖い病気です。今年は、梅雨が長かったので心配しましたが、良質の堆肥を投入した水はけ対策と有用微生物での対処が奏功しました。一度圃場に出ると、数年?数十年も生存する病原菌ですので、要注意です。また、地下深く(40?50cm)まで生存する病原菌なので、土壌消毒も完全に防除できない非常に厄介な病気です。
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